甲子園コラム

甲子園コラム

滋賀の甲子園初戦クロニクル|比叡山が全国最後の県勢初勝利、優勝候補・近江は東海大相模に屈す

夏の甲子園・滋賀代表の初戦史を辿る。1979年、比叡山は釧路工に12-4で逆転勝ちし、47都道府県で全国最後となる滋賀県勢の夏初勝利。そのまま3連勝で8強へ進んだ。40年後の2019年、前年8強の近江は林優樹-有馬諒のバッテリーを擁して優勝候補となり、東海大相模との強豪対決に1-6で敗退。甲子園で「一勝」を待った県が、「優勝」を期待される県へ変わった40年を描く。
甲子園コラム

山梨の甲子園初戦クロニクル|ミラクル市川の再現と、「奇跡の箕島」にあと一歩だった吉田

夏の甲子園・山梨代表の初戦史を辿る。1991年、春に「ミラクル市川」と呼ばれた市川は夏の初戦でも瓊浦に6-5でサヨナラ勝ちし、春4強・夏8強へ。1983年の吉田は2年生左腕・三浦憲が優勝候補の箕島を追い詰め、9回2死から硯昌巳の同点弾、延長13回の逆転サヨナラで3-4。奇跡を起こした山梨と、奇跡を起こされた山梨を描く。
四国

徳島の甲子園初戦クロニクル|鳴門の延長12回サヨナラと、徳島商が前年王者を追い詰めた十三回

夏の甲子園・徳島代表の初戦史を辿る。1980年、鳴門は前橋工に9回3点差を追いつかれながら延長12回4-3でサヨナラ勝ち。次戦は愛甲猛の横浜に0-1。翌1981年、徳島商は前年王者・横浜を延長13回まで追い詰め1-3で敗れた。遠野誠明と畠山準、池田へ続く徳島の濃密な時代も振り返る。
九州

佐賀の甲子園初戦クロニクル|新谷博「あと一人」の完全投球と、一度だけ甲子園に現れた伊万里農林

夏の甲子園・佐賀代表の初戦史を辿る。1982年、佐賀商・新谷博は木造戦で9回2死まで完全投球を続け、あと一人で完全試合を逃しながらノーヒットノーラン。2009年、佐賀商を延長10回サヨナラで破って初出場した伊万里農林は、選手宣誓を務めた吉永圭太を中心に横浜隼人へ挑んだ。27人目と27年後を結ぶ佐賀の夏。
甲子園コラム

京都の甲子園初戦クロニクル|鳥羽が前年王者を撃破、京都国際は延長11回サヨナラ負け

夏の甲子園・京都代表の初戦史を辿る。2000年、京都二中の流れをくむ鳥羽が54年ぶりの夏に前年王者・桐生第一を5-1で撃破。2022年は前年4強の京都国際が一関学院に延長11回5-6でサヨナラ負け。そこから2024年の全国制覇へつながる京都高校野球の時間を描く。
東北

秋田の甲子園初戦クロニクル|26年ぶりの一勝と、高松直志が残した0-1

夏の甲子園・秋田代表の初戦史を辿る。1991年、秋田は北嵯峨に4x-3でサヨナラ勝ちし、県勢26年ぶりの白星。1978年、能代の高松直志は翌年春夏連覇の箕島を3安打1点に封じながら0-1で惜敗。2011年、能代商が長い初戦敗退のトンネルを抜けた夏も番外編で振り返る。
東海

愛知の甲子園初戦クロニクル|工藤公康、衝撃のノーヒットノーラン|中京大中京「58年ぶり初戦敗退」の夏

愛知県代表の夏の甲子園初戦を振り返る。1981年、名古屋電気・工藤公康が長崎西を相手に達成した衝撃のノーヒットノーラン、1989年選抜王者・東邦の初戦敗退、2017年中京大中京が広陵に屈した一戦を、村瀬の記憶とともに辿る。
四国

香川の甲子園初戦クロニクル|尽誠が春王者を止めた1点と、高松商に残った三十イニング

夏の甲子園・香川代表の初戦史を辿る。1992年、尽誠学園が春の王者・帝京を1-0で撃破し4強へ。1979年、高松商は0-4から追いつきながら初出場・明野に延長13回サヨナラ負け。前年1978年の仙台育英戦・延長17回と合わせた「2年で30イニング」に、香川高校野球の執念を見る。
中国

岡山の甲子園初戦クロニクル|関西が春準Vを破った12回と、平松の春夏連覇を雨が消した夏

夏の甲子園・岡山代表の印象的な初戦を振り返る。2011年、関西は春の選抜準優勝・九州国際大付を延長12回3-2で破り、そのまま夏初のベスト4へ。1965年、春の全国王者・岡山東商は平松政次を擁して夏の初戦でも日大二に3-1とリードしたが、雨でノーゲーム。仕切り直しでは0-4で敗れ、春夏連覇の夢が消えた。1973年の銚子商との延長12回、1978年の4強まで、岡山高校野球の時間を村瀬剛志が辿る。
東海

三重の甲子園初戦クロニクル|9回2死から準優勝へ――そして全国王者を15回止めた夏

夏の甲子園・三重代表の印象的な初戦を振り返る。2014年、三重高校は広陵に2点を追う9回2死から追いつき、延長11回押し出しサヨナラ。そのまま準優勝へ駆け上がった。2007年の宇治山田商は、のちの全国王者・佐賀北と延長15回4-4で引き分け、再試合まで戦った。2018年「日本一の下剋上」白山の物語、そして2026年に12年ぶりの8強へ戻ってきた三重高校まで、村瀬剛志が辿る。