東北

学校別ストーリー

甲子園と宮城県代表の歴史 ──仙台育英だけではない、白球100年の挑戦史

仙台育英の全国制覇だけでは語れない。仙台一高・二高の時代から、東北高と育英の二強、竹田利秋の「白河の関越え」、ダルビッシュ、須江航まで。宮城県代表の甲子園100年史を指導者の視点で描く。
学校別ストーリー

あの夏、山形はなぜ甲子園で変わったのか――白球が語る県勢87年の挑戦史

灼熱の甲子園。アルプス席の端で、紫紺とも臙脂ともつかない応援団旗が、静かに揺れていた。「山形代表――」そのアナウンスが流れるたび、勝敗とは別の拍手が起きる。勝てない。そう言われ続けてきた県だった。それでも――山形は甲子園で何を残してきたのか...
学校別ストーリー

甲子園と福島県――白河の関は、こうして越えられた|福島高校野球・70年の挑戦史

導入文|白河の関の向こうに、甲子園があった僕が古い大会記録をめくるたび、必ず胸に浮かぶ言葉がある。「白河の関以北は勝てない」。それは揶揄でもあり、時代が生んだ重たい現実でもあった。東北、とりわけ福島県の高校球児たちは、相手校と戦う前に、歴史...
名勝負・伝説の試合

甲子園と秋田高校野球の100年史|準優勝のDNAは、金足農でどこへ辿り着いたのか甲子園と秋田高校野球の100年史|準優勝のDNAは、金足農でどこへ辿り着いたのか

夏の甲子園で、ふとアルプスに涼しい風が吹く瞬間がある。灼熱のグラウンドとは裏腹に、どこか“北国の匂い”を運んでくる風だ。その風を、僕はいつも秋田代表に重ねてきた。冬を知り、耐えることを知り、静かに闘志を燃やしてきた県。勝った試合よりも、惜し...
東北

岩手は本当に“弱小県”だったのか?──百年の証拠が語る、北国が強豪へ変貌した理由

雪国の黎明──盛岡中・福岡中・一関中が切り拓いた岩手の黄金期 岩手の高校野球は、けっして「弱小県」などではなかった──。 この事実を初めて知ったとき、僕は机に積んだ甲子園史の資料を閉じ、思わず窓の外に目をやった。雪が静かに舞っていた。岩手の...
東北

青森県の甲子園の歴史がすべて分かる——三沢1968・青森山田・光星学院・聖愛まで、北国球児の軌跡を完全解説

——甲子園のアルプス席に吹く熱気の向こう側に、なぜだか北国の匂いを感じることがある。灼熱の芝の照り返しに揺れる蜃気楼。その中で汗を拭い、バットを強く握り締める青森の球児たち。その姿を見るたび、僕は毎夏ひとつの記憶へと引き戻される。1968年...